結納の家族書・親族書の代筆【筆耕・代筆】鎌倉市長谷の書道教室

結納の家族書・親族書の代筆【筆耕・代筆】

こんにちは。鎌倉市長谷の書道教室・書家 篠原遙己(しのはらようこ)です。

昨年ご依頼いただき、家族書と親族書を代筆させていただきました。(掲載許可済み)

年始にご依頼主様にお渡しでき、とても喜んでくださいました。

これを自分で書くのは結構、難しいですよね。

 

家族書・親族書は、結納の際に両家で取り交わすものですが、今は結納で取り交わすこともほとんどないそうです。

上包みが一般的な祝儀袋より大きく、実店舗には見当たらなかったので奉書紙を買ってきて自作しました。

 

 

家族書・親族書の代筆の流れ

  1. 奉書紙は罫線がないので、まずパソコンでガイド線を作成
  2. 三つ折り奉書紙の右、真ん中、左に何行ずつ書くかは、全体のバランスを見て決める
  3. 文頭と文末の位置をしっかり揃え、行間もバランス良く
  4. 下書き→確認→清書→お渡し

 

家族書の書き方

  • 本人と二親等までを同居している親族のみ記載
  • 三つ折りの奉書紙の、右に「家族(書)」、真ん中に「住所、肩書、名前」、左に「以上」

 

親族書の書き方

  • 本人と三親等までを記載
  • 結婚している兄弟、姉妹→父方親族→母方親族の順で記載

 

用紙、上包みなど

  • 上包みは大きめのもの(幅14cm~)で、水引は結び切り
  • 家族書、親族書とそれぞれ分けて包んでも、一緒に包んでも良い(両家で揃える)
  • 奉書紙を横に一折、縦に三つ折りし、輪を下にして書く
  • 奉書紙を折る部分に文字がかからないように文字を配置する
  • 住所は、都道府県市町村まででも良い

大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。