書道FAQ
競書課題作品は何枚くらい書いているの?
こんにちは。鎌倉市長谷の書道教室・書家 篠原遙己(しのはらようこ)です。
この前、生徒さんから聞かれた質問を皆さんにもシェア!
競書課題作品は何枚くらい書いているの?
- 漢字規定→漢文の一部を半紙に楷書で書く
- 随意→漢文の一部を半紙に臨書する(行書・草書)
- 仮名→半紙に散らし書き
- 書簡文→お手紙の一部を半紙半分の大きさに書く
- 臨書→高野切、関戸本古今集など古典の一部を臨書
- 巻紙→課題となる文面を自分で崩して巻紙に書く
- 条幅(漢詩文部)→半切に自由課題で
- 条幅(国詩文部)→半切に自由課題
お教室で使用している競書「活法」の課題は、全部で8種類あります。
私は6.巻紙以外の課題は毎月必ず出品していて、書く枚数は課題によってまちまちですが、
半紙だと1課題につき大体10枚前後、4.書簡文、5.臨書、7.条幅漢詩文、8.条幅国詩文の4つはそれぞれ10枚以下。
条幅については基本的に縦書きですが、最近は扁額(横書き)でも出品することが多いので、課題数としては9種類ですね。
全部で80枚前後になり、基本的には1~2日で9種類、全て書いてしまいます。
書いた後に乾いてから選定して、イマイチだった課題は再度、書き直しすることもあります。
慣れていないと1ヵ月で8課題全て書くのは、結構な時間が必要だと思います。
生徒さんだと1、2、3の課題だけ出品している人がほとんどです。
生徒さんたちが書いている枚数は、毎週レッスンに来ている人は1課題につき何十枚も書き込んでいますし、月に2回の人は1課題につき10枚くらいかな。
競書に出し始めたばかりの時は、1課題完成するまでに時間が掛かると思います。
大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)
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090-5448-7178(9:00~18:00/日祝日除く)
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