かな文字の美しさ【競書の臨書の課題】

競書の臨書(変体仮名)の課題は古今和歌集でした。

「秋風に初雁が音ぞ聞こゆなる たがたまづさをかけてきつらん」紀友則

 

変体仮名って優雅さと美しさのある書体なので、書くのがとっても難しいです。

連綿(文字と文字が繋がる部分)が多いので、力の入れ抜きを注意しないとダラダラした感じになってしまいますし。

 

昔の人は美しい和紙にこの書体をスラスラと書いていたのですよね。

もっと連綿が美しく書けるように精進します!


大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。