「ひ」のここ、ちゃんと留めてますか?/鎌倉市長谷の書道教室

「ひ」のここ、ちゃんと留めてますか?

こんにちは。鎌倉市長谷の書家・書道教室 篠原遙己(しのはらようこ)です。

平仮名の「ひ」

なかなかバランスが取りづらい平仮名の一つです。

 

一画目の横線を書いてから、二画目でカーブしながら下に下がり、一旦留めてから、三画目はぐっと右斜め上に上がります。

この二画目と三画目の境目がない「ひ」もたくさん見ます。

(パソコンで表示されるものも境目ないですね)

 

平仮名の「ひ」は、元の漢字が「比」

漢字から平仮名に崩れていく過程で、上で書いた二画目と三画目の境目(「ひ」の一番下)は必ず留めます。

留める位置は、目安として一画目の終わりと同じにするとバランス良く書けます。

 

生徒さんが書いてくれた作品を見ると、右と左でどちらの「ひ」が美しいか一目瞭然ですね。


大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。