自分の子どもに書道を教えていますか?

こんにちは。鎌倉市長谷の書道教室・書家 篠原遙己(しのはらようこ)です。

色んな人に本当に良く聞かれることが多いです!

『先生は、やっぱり自分のお子さんに教えているんですよね』

『きっとお子さんも字がキレイなんですよね』

答えは【NO!!!】

私は自分の子どもには基本的には教えていません。

本人が『やりたい、教えて』と言ってきた時だけ付き合います。

ごくごくたまにの硬筆

今のところ、ほんとうにごくごくたまに、あとは学校で書初めの宿題が出た時は必ず。と言った感じでしょうか。

画像は、ごくごくたまに「やりたい」と言ってきた時のもの。

理由は幾つかあるのですが、一番は私の友人の経験談から、強制的に教えるのは止めようと決めました。

友人のお母さんが書道教室をしていて、彼女は強制的に母親の書道教室で指導を受けていました。

大人になってから友人に、「母親に強制的に習わされて、どうだった?」と聞いたら、「全然、楽しくなかったし、寧ろ字を書くのが苦痛になった」と言う答えが返ってきたんです。

どんなことでもそうだと思いますが、自発的に取り組むのと、強制的にやらされるのでは、全然モチベーションも違うし、上達速度も違います。

強制的に教えてしまうと、最悪、友人みたいに字を書くことが苦痛になってしまうかもしれない。

それだけは避けたい。

いつか「お母さんみたいな字が書けるようになりたい」と思ってくれたら嬉しいなと思いつつ、たまに「やりたい」と言ってくる時は、ちゃんと付き合っています。

自分の思い描く美しい文字が書けたら、とっても楽しい。と気付いてくれたら本望です。


大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。