こんにちは。鎌倉市長谷の書家・書道教室 篠原遙己(しのはらようこ)です。
「書道教えてます。」って言うと、良く聞かれる事ベスト3に入る質問。
“書道と習字って何が違うのですか?”
確かに私も最初はよく分かっていなかったと思います。
今なら両方とも漢字のままの意味だと分かります。
習字=キレイに書けるように字を習う、基礎の習得、お手本が書けるようになる、お手本あり
書道=基礎を習得した上で自分らしい書(字)を極めていく、作品を書く、お手本なし
個人的な見解かもしれませんが、師範免状を取得するまでが【習字】、
そして師範免状を取得して、お手本が必要なくなってきたら【書道】かなと思っています。
勉強、料理、スポーツ、何事においても言えることですが、基礎って物凄く大切です。
基礎がないと応用できないんです。
勉強で例えると、
小学生の時に習う足し算、引き算、掛け算、割り算が出来ないと、中学、高校での数学は解けないですよね。
国語も、漢字の読み方が分からなければ、テストの問題すら解読できないかもしれません。
書道においても同じではないでしょうか。
最初は「ここは細く、ここはカーブで・・・」と、考えて書く事が多いかもしれませんが、基礎をしっかりと身に付けると、だんだん頭で考えなくても自然と手が動くようになります。
基礎が出来ていないと、習字から書道に移行した時に応用がきかないので、つまづきやすいです。
私のお教室では、まず最初に平仮名の基礎を平仮名の成り立ちを通してお伝えすることが大多数です。
小筆、中筆、ペン字など書道具が違っても同じです。
平仮名の元の漢字も一緒に勉強するので、生徒さん達は1年で、少しですが書作品を読めるようにもなったそうです。
今まで出来なかったことが出来るようになると、とっても楽しいですよ!
「今までの自分の文字を変えたい」そんな風に思っている方は体験レッスンに参加してみてください。
自分の文字の変化に驚かれるはずです。
大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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