小学校や中学校の書写の授業におススメの筆|書道FAQ

公立の小学校だと、だいたい3年生から始まる書写の授業。

お子さんのために、どんなお道具を用意されていますか?

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学校で一括購入できる書写セットもありますよね。

今は入れ物がカラフルで色んな柄が選べるようになっていて羨ましい!

でも一つ注意点があります。

学校一括購入や100円均一などの「筆」はおススメできません。

なぜならナイロンなどの人工毛で作られているものが多いからです。

人工毛の筆は1回使っただけで、きちんと洗っても毛先がまとまらなくなり書きづらいです。

学生さんにおススメの筆は、少し硬めの筆。

剛毫(ごうもう)筆、もしくは兼毫(けんごう)筆が良いですね。


剛毫(ごうもう)筆

毛が一番硬くて、かなり腰が強いので扱いやすく、子供の書写用や初心者向けの筆です。(毛の色が茶色が多い)

兼毫(けんごう)筆

一般に最も多く使われていて、柔らかい羊毛から、いたち、たぬき、鹿、硬い馬の毛などをまぜて作られたものです。

墨の含みがよく、腰も強く扱いやすいので、初心者から専門家まで幅広い人に使われています。(毛の色は外側が白、中心部が茶色が多い)


どっちがよりおススメかと言うと、兼毫(けんごう)筆です。

お教室で生徒さん達に使ってもらっているのは、兼毫(けんごう)筆でお値段も1,300円くらいのものです。

そんなに高いものではないので、是非お子さんには扱いやすい筆を使ってもらいたいなと思います。

生徒さんがお子さんに「ちゃんとした筆を使わせてあげたい。」と言うことであれば、お教室で使用している筆をご購入できますので、お声掛けくださいね。


大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。