半切・条幅って、どうやって書くの?|半切・条幅の書き方|書道FAQ

こんにちは。鎌倉市長谷の書道教室・書家 篠原遙己(しのはらようこ)です。

お教室で定期的に開催してる条幅(半切)レッスンは、競書で級や段が上がっていくと、年に2度の昇格試験の時に条幅作品の提出が必須となってくるので、それに向けてのレッスンです。

通常レッスンより長く約2時間くらい書いています。

条幅(半切)って何?

条幅と半切は同じ意味合いの言葉です。

全紙(約70×136cm)というサイズの紙があり、全紙を縦に半分にした大きさが条幅(半切)です。

大きさは約35×136cmなので書道作品の中では小さめですが、そんなに広い空間がなくても書けますね。

お教室で使っている競書では一番大きなサイズで、漢字のみor漢字仮名混じりと2部門あります。

どうやって書くの?

使う筆は文字の大きさによって変えます。

足は肩幅くらいに広げて膝を曲げて、左右どちらかの足を交互に下げながら書いていきます。

画像の生徒さんたちは、もうちょっと足を広げて書いた方が書きやすくなると思います。

立って書くと見た目より、かなり足が疲れます。特に裏側が。

真冬以外は一枚書くだけで汗が出るくらいの全身運動なんです。

腕だけでなく身体全体を動かすようにして書くといいですね。

※お教室によっては、床に座って書いたり、立ち膝で書いたりするところもあるようです。

色んな書き方があると思いますが、当教室では立って書くことをおススメしています。

生徒さんたちのご感想

立って作品を書くと結構、楽しいですよ。

生徒さんたちも「楽しいです!」と言いながら書いていて、半紙よりも「書道やってます」と言う感じがすると仰っていました。

頑張ってたくさん書いてくださり、なかなかな作品が仕上がったので早速、競書にも出品し始めることにしました!

初めて条幅(半切)レッスンをやってみて、もっと大きなレッスン部屋が欲しいなぁと思ったのでした。

生徒さんたち、お疲れさまでした!


大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。