筆を洗うときは根元もしっかりと/鎌倉市長谷の書道教室

筆を洗うときは根元もしっかりと

こんにちは。鎌倉市長谷の書道教室・書家 篠原遙己(しのはらようこ)です。

筆を使ってレッスンしている生徒さんたちへ。

どうも洗いがあまり得意ではない方が多いようで、ご自宅で洗ってきていただいた筆の毛の根元に墨が残ってしまい固まりがちです。

 

墨は毛と軸の境目に残りがちです。

筆を洗うときはぬるま湯(30~40度くらい)で、根元の毛を指先でほぐしながら、しっかりと墨を落としてください。

この時に毛を引っ張ったりしないように気をつけてくださいね。

特に持ち手の根元が糸で縛られていない筆(中国のものが多い)は抜けやすいです。

 

洗い終わったら毛を下にして吊るして、直射日光を避けて干してください。

乾くと毛先にまた墨が下りてきていると思いますので、もう一度、洗います。

1度ではキレイに墨が落ちないので、毛先に墨が下りなくなるまで洗ってくださいね。

 

洗い方が良く分からない方はレッスンの時にまたご説明しますので。

 


大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。