子供に書道を習わせるのは、何歳からが良いですか?|書道FAQ

こんにちは。鎌倉市長谷の書家・書道教室 篠原遙己(しのはらようこ)です。

『子供に書道を習わせるのは、何歳からが良いですか?』

と聞かれる事が多いので私の考えをちょこっと。

個人的な見解も含まれていますので、さらっと読み流して頂ければ幸いです。

私達が小さい頃に初めて認識する手書きの文字って誰だと思いますか?

そう、家族です。

私の場合は母親でした。

母親はとても字が綺麗で、母方の親戚は皆、達筆です。

だから保育園や小学校の時、体操服や上履き、教科書などに、母親が書いてくれた名前が自慢でした。

『えりちゃんのお母さん、字が綺麗だね』って友達に言われたことも多かったです。

(あ、「えり」は本名です)

初めて認識した文字のレベルが割と高かったせいか、私の目標が達成されるのは、随分と後になってからでしたが、『キレイな字を書きたい』と思ったのは、家族の影響が大きかったです。

私の子供達も、『お母さんみたいなキレイな字が書きたい』と言うこともあり、本人がやりたいと言い出した時だけ教えています。

お正月休みの書き初めの宿題に付き合ったり、書写の授業用のお手本を書くこともあります。

担任の先生には「お母さんが書かれたお手本を持ってきてもいいですよ」と言ってもらえたそうで、お友達にお手本を褒められると嬉しそうに報告してくれたりします。

つまり何が答えかと言うと、「何歳からでも始められる」と言う事です。

子供がヤル気になった時が一番の始め時かもしれません。

今は小学校入学前から平仮名を書けるようになる子が多いので、ご家族の方が教えたり、テキストで練習したりと方法は色々ありますが、是非、家族である貴方がお手本になって欲しいなと思います。

『どうやって書くの?』と聞かれた時には、正しい書き順で、正しい平仮名を教えてあげてくださいね。


大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。