競書とお手本を照らし合せてみて/鎌倉市長谷の書道教室

競書とお手本を照らし合せてみて

こんにちは。鎌倉市長谷の書道教室・書家 篠原遙己(しのはらようこ)です。

生徒さんの服装が今と真逆ですが、昨年夏頃のレッスンの様子です。

競書に取り組んでいる生徒さん達が、揃って苦手意識がある小筆での仮名の課題。

中筆で漢字の楷書や草書を書いている時は腕が大きく動いているのに、小筆に持ち替えた途端、なぜか手首すら動かなくなってしまうんですよね。

 

連綿(文字と文字の繋がり)があったり、崩し字も多い課題で、平仮名の部分はまだ読めても、漢字となると何と書いてあるのか分からない!

となってしまうのは、自分もそうだったので、よーく分かります。

書き順もどこからどこに繋がっているのかサッパリ。と言う漢字もありますよね。

 

お手本を貰ったら、まず一番初めにすることは競書に書いてある元の文章をチェックすること。

これ結構、大切です。

お手本の崩してある文字が分からなくても、元の文章と照らし合せることで理解できる部分も少しはあるはずです。

 

たまに本来は1文字なのに、2文字だと勘違いして書いてしまう生徒さんも居ます。

元の文章を見ていないのかな。

 

自分で調べた方が断然身に付きますよ。

もちろん競書と照らし合せてみて分からなければ、聞いてくださいね。

 


大人や子供の習い事として書道はいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。

湘南鎌倉市長谷の女流書家:篠原遙己(しのはらようこ)

この記事を書いた人

篠原遙己

鎌倉市長谷にて書道教室を開講しており、人前で自信を持って字を書ける、美文字のコツをお伝えしています。出張レッスン、美文字講座など外部書道講師としてのご依頼も大歓迎です。また、招待状宛名書きなどの筆耕、謝辞・祝辞・入学願書等の代筆、書作品のご依頼も承ります。